アンドロイド、ロボットが描く、 50年後の未来の社会
石黒 浩 「いのちの未来」
──シグネチャーパビリオンのプロデューサーに聞く5つの質問

四角い建物の屋上からは、真っ黒な外壁を伝いながら水が滝のように流れる。いのちを象徴する「水」に着目した水景を取り入れたデザイン。建築のモチーフは“水”と“渚”。
建築・展示空間ディレクター:遠藤治郎 企画統括ディレクター:内田まほろ バーチャル空間ディレクター:宇川直宏

  • 1 パビリオンのコンセプトについて
  • 2 主な展示内容について
  • 3 コンセプトをどう表現したか
  • 4 来場者へのメッセージ
  • 5 あなたにとって万博とは?

1 パビリオンのコンセプトについて

シグネチャーパビリオン「いのちの未来」のテーマは「いのちを拡げる」です。人間は、生物学的進化の手段だけでなく、科学技術による進化の手段を持っており、それが人間を人間たらしめています。すなわち、科学技術によって「いのちを拡げる」のが人間なのです。パビリオンでは、多様な価値観と幸福感で発展する未来の人間や社会を展示します。