アイルランドと日本のアーティストによる展覧会
「RINN/輪 Part II『Quadrumvirate 四重奏』」

今春、アイルランドのアーティスト ジョセフ・ウォルシュ(Joseph Walsh)のキュレーションによるアートプロジェクト「RINN/輪」が、日本国内の3か所で同時開催される。

1979年にアイルランド南部のコーク州で生まれたウォルシュは、正式な美術教育を受けず、ヨーロッパ各地のマスタークリエイターを訪ねながら木工の知識と技術を習得。1999年には自身のスタジオと工房を設立し、造形作家として美しいシルエットの木製家具や彫刻作品を手がけている。

今回、東京・西麻布のギャラリー ア・ライトハウス・カナタにて、アイルランドと日本のアーティストによる展覧会「RINN/輪 Part II『Quadrumvirate 四重奏』」を2025年4月17日(木)から4月30日(水)まで開催。ウォルシュのほか、同国出身の現代抽象画家 ショーン・スカリー(Sean Scully)、日本の抽象彫刻家である安田 侃と深見陶治が、それぞれの視点から作品を発表する。

さらに、大阪・関西万博アイルランドパビリオンとの連動企画として、アイルランド政府より同国の芸術を代表するアンバサダーに選ばれたウォルシュが、新作「Magnus Rinn」を同パビリオンにて展示する。

大阪・関西万博アイルランドパビリオン
ジョセフ・ウォルシュ展示作品「Magnus Rinn」

また、東京・四谷に今年開館するアイルランド大使館新庁舎「アイルランドハウス東京」では、展覧会「RINN/輪 — アイルランドと日本を結ぶ『つくる行為』『地域性』そして『時の流れ』」を開催。このイベントでもウォルシュの作品が出展される。

ジョセフ・ウォルシュ(Joseph Walsh)

これらのイベントを通じて、アイルランドと日本のアーティストが探求する普遍的な美の世界を堪能できる。End

RINN/輪 Part II『Quadrumvirate 四重奏』

会期
2025年4月17日(木)~4月30日(水)
開催時間
11:00~18:00 ※最終日のみ16:00終了。
定休日
日曜・月曜・祝祭日
参加作家
ジョセフ・ウォルシュ、ショーン・スカリー、安田 侃、深見陶治
会場
ア・ライトハウス・カナタ
(東京都港区西麻布3-24-20 霞町テラス6F)
詳細
https://lighthouse-kanata.com/exhibitions/quadrumvirate/