NEWS | インテリア / 建築
2025.04.04 11:39
東京・青山の駐日ブラジル大使館では、「セルジオ・ロドリゲス & リカルド・ファザネロ展-異彩なブラジリアンモダニズムを探る-」が2025年4月18日(金)まで開催中。東京・板橋のギャラリー CASA DE(カサデ)が、日本とブラジルが1895年に外交関係を樹立してから130周年の節目の年に、「ブラジリアンモダニズム」をテーマに2人のブラジル人デザイナーを紹介する。
リオデジャネイロ生まれのセルジオ・ロドリゲス(Sergio Rodrigues、1927-2014)は、1952年に大学を卒業したのちクリチバに移り住み、カルロ・ハウナーらとともに家具事業をスタート。1955年にリオデジャネイロに戻り、家具メーカーの「Oca」を設立した。
温かみのある有機的なデザインを特徴とし、レザーや木材、籐といった自然素材と土着的なインスピレーションを取り入れながら、モダニズムデザインに昇華した。また、同時代の建築家であるオスカー・ニーマイヤーとルシオ・コスタからの依頼を受け、コスタの設計により1960年に落成した計画都市・ブラジリアの多くの政府庁舎には、ロドリゲスの家具が納められている。
一方、サンパウロ生まれのリカルド・ファザネロ(Ricardo Fasanello、1930-1993)は、独学でデザインを学び、14歳で帆船を設計するなど、若いころから才能を発揮したアーティスト兼デザイナーだ。
ボートや趣味のレーシングカー設計で培った技術を家具デザインに応用し、グラスファイバーやポリエステル樹脂といった、従来の家具には使われなかった新素材を積極的に採用。彫刻的なフォルムと革新的な素材の組み合わせだけでなく、人間工学に基づいた快適性も兼ね備えるなど、洗練されたデザインによりモダニズムの新たな可能性を切り開いた。
同展では、一見すると対照的な2人のデザイナーの家具を通じて、彼らをつなぐ「ブラジリアンモダニズム」について深く知ることができる。
セルジオ・ロドリゲス & リカルド・ファザネロ展
-異彩なブラジリアンモダニズムを探る-
- 会期
- 2025年4月1日(火)~4月18日(金)
※入場無料・アポイントメントフリー - 時間
- 11:00~17:00(土・日 閉館日/最終入場16:30)
- 会場
- 駐日ブラジル大使館(東京都港区北青山2-11-12)
- 詳細
- https://gallerycasade.com/exhibition/sergio-rodrigues-ricardo-fasanello展