デジタル技術で建築家をサポートする
髙木秀太事務所、展覧会「建築家のための建築家 展」開催

東京タワートップデッキ Licensed by TOKYO TOWER
撮影:Nacása & Partners Inc.

建築・都市・空間設計のさまざまなプロジェクトを支援する髙木秀太事務所は、第1回目となる展覧会「建築家のための建築家展」を2025年4月18日(金)から4月28日(月)まで東京・表参道のTIERS GALLERYにて開催する。

近年、建築設計におけるデジタル技術の進歩により、従来は実現が難しかった設計が容易にできるようになりつつある。髙木秀太事務所は、2016年の設立以来、「デジタル技術で建築設計業界最高の便利屋になる」ことを目標に、あらゆるデジタル技術を駆使しながら、クライアントのプロジェクトをサポートしてきた。

そうした活動を通して、同事務所は「設計をするヒト=建築家が常に計画の中心に存在している」という考えを強め、デジタル技術を介した建築家とのコミュニケーションの積み重ねるなかで、「建築家のための建築家」というコンセプトを生み出した。

大成建設グループ次世代技術研究所 研究管理棟「サクラファサード」
画像:大成建設株式会社

用賀メディカルフォレストファサードデザイン
画像:RYOPLUS 株式会社

カクヒログループスーパーアリーナ(青森市総合体育館) コミセ 天面 木ルーバー
撮影:川澄・小林研二写真事務所

今回の展覧会では、幾何処理、最適化計算、生成系AI、3Dプリントなどを活用した、これまで同事務所が携わった9つのプロジェクト(うち1つは2部構成)を、建築模型や1/1モックアップ、加工サンプルとともに紹介する。

また、会期中、4月18日(金)と4月25日(金)にはトークイベントを開催。2023年に発売された書籍「髙木秀太事務所白書」(誠文堂新光社刊)も会場で販売する。デジタル技術を生かしつつ、「建築家のための建築家」としてリアルな建築へとつなげてきた軌跡を体感できる。End

第一回 髙木秀太事務所 展覧会
「建築家のための建築家 展」

会期
2025年4月18日(金)~4月28日(月)
時間
月~木 11:00~20:00 ※最終日のみ11:00~14:30
金 11:00~18:00
土日 10:00~20:00
会場
TIERS GALLERY(東京都渋谷区神宮前5-7-12)
詳細
https://www.arakawagrip.co.jp/tiersgallery/archive/takagishuta/

トークイベント

Vol.1
2025年4月18日(金) 19:00〜
タイトル
「建築家と『建築家のための建築家』を考える」
スピーカー
山田紗子(建築家)、浜田晶則(建築家)、髙木秀太
Vol.2
2025年4月25日(金) 19:00〜
タイトル
「A-SPECは建築家のための建築家か?」
スピーカー
小松紀明(LIXIL)、髙木秀太(追加ゲスト調整中)
参加方法
いずれも予約制・定員各回30名。
詳細は公式HPやSNSにて告知する。
入場料
無料

撮影:竹内瑠奈

撮影:竹内瑠奈