NEWS | アート / 展覧会
2025.03.11 12:24
瀬戸内の島々を舞台に3年に1度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」が、2025年4月18日(金)に開幕。春・夏・秋の3シーズン、107日間の会期を通じて、多彩なアート作品と瀬戸内の島々と沿岸部の魅力を発信する。
「海の復権」をテーマに掲げる瀬戸内国際芸術祭は、美しい自然と人間が多様に交わってきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、世界のあらゆる地域の「希望の海」となることを目指している。来訪者は、美術館やアート作品を道しるべに島々を巡りながら、アーティストや地域住民、ボランティアサポーターと交流し、瀬戸内の美しい景観や自然、歴史、文化、生活、産業、食を堪能できる。
今年から新たに志度・津田エリア、引田エリア、宇多津エリアが加わり、全17エリアで展開。5月31日(土)開館予定の建築家 安藤忠雄が設計を手がけた「直島新美術館」も会場となる。アーティストは、37の国と地域から216組が参加(初参加は86組)。254の作品(新作109、新展開18)と20のイベント(新作18)を展開する(2月5日時点)。
志度・津田エリア:堀部安嗣が設計した、瀬戸内海の絶景が目の前に広がるカフェ「時の納屋」
引田エリア:貴重な地質を楽しむマニアッククルーズ
宇多津エリア:夕景の瀬戸内をバックにイルカがジャンプ
また、「瀬戸芸美術館連携プロジェクト」として、香川・岡山・兵庫3県の8つの美術館でも日本人の現代アーティストによる作品を中心とした展覧会を行う。周遊ツアーなども用意しており、個性的な各美術館とアートの聖地として根づく瀬戸内地域を満喫できるだろう。
瀬戸内国際芸術祭2025
- 会期
- 春会期 2025年4月18日(金)~5月25日(日)
夏会期 2025年8月1日(金)~8月31日(日)
秋会期 2025年10月3日(金)~11月9日(日) - 会場
- 直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港エリア、宇野港エリア、瀬戸大橋エリア、志度・津田エリア、引田エリア、本島、高見島、粟島、伊吹島、宇多津エリア
- 詳細
- https://setouchi-artfest.jp/
瀬戸芸美術館連携プロジェクト
- 参加美術館
- 香川県立ミュージアム、高松市美術館、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、直島新美術館、岡山県立美術館、大原美術館、兵庫県立美術館、横尾忠則現代美術館
- 詳細
- https://setogei.fukutake-foundation.jp/