永山祐子がリード アーキテクトを務める
⼤阪万博「ウーマンズ パビリオン」

Victor Picon ©Cartier

2025年⼤阪・関⻄万博で内閣府、経済産業省、カルティエと2025年日本国際博覧会協会が共同出展する「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」の内観とコンテンツが発表された。

2020年ドバイ万博から続く「ウーマンズ パビリオン」は、将来の世代へと受け継がれるレガシーを創造するとともに、人類の叡智をひもとき、コラボレーションの力を見せること、そしてより公平で長く持続する未来や世代を超えて共鳴する未来を築くことをミッションとしている。今回のコンセプトには「ともに生き、ともに輝く未来へ」を掲げ、変革する力とよりよい未来を形づくるうえでの女性のポテンシャルを強調する。

Victor Picon ©Cartier

リード アーキテクトを務める永山祐子が担当したパビリオンの外観には、ドバイ万博の日本館で用いた組子ファサードを再利用。2つの万博をつなぐという前例のない取り組みとなっている。

Victor Picon ©Cartier

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また、イギリス人現代美術家のエズ・デヴリンがアーティスティック リードとして内観およびコンテンツを手がけた。より明るく公平な未来を築くために、個人やコミュニティがどのように団結できるのかを想像させる没入型の体験を提供する。

さらに、河瀨直美(映画監督)、メラニー・ロラン(俳優・映画監督)、千葉 尋(アーティスト)、森万里子(マルチアーティスト)、荻野寿也(造園家)、阿部千登勢(sacaiデザイナー兼クリエイティブ ディレクター)といった面々が参加し、同パビリオンのために制作した作品を展示する。

Victor Picon ©Cartier

Victor Picon ©Cartier

2階には、対話とコラボレーションを生み出すハブとなる「WAスペース」を設置。世界的な専門家やビジョナリーリーダー、著名なチェンジメイカーたちが集まり、「大いなる地球」「ビジネスとテクノロジー」「教育と政策」「芸術と文化」「フィランソロピー」「役割とアイデンティティ」という6つの重要なテーマに沿って意見を交わし、人々の行動を喚起する発信を行っていく。End

ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier

会期
2025年4月13日(日)~10月13日(月・祝)
開館時間
9:00~21:00
詳細
https://womenspavilion.cartier.com/ja/