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11時間前
スキンケアブランドのイソップ(Aesop)は、12作目となる新作フレグランス「オルナー オードパルファム」を発表した。長年にわたり同ブランドのフレグランスパートナーを務める調香師 セリーヌ・バレル(Céline Barel)とともに創り出した、従来のフローラルフレグランスに対するイメージを打ち破る、「優美さと強靭さのあいだに存在する詩的な張力」をテーマとした香りである。
トップノートは、ローマンカモミールを中心にカルダモンやピンクペッパーといったグリーンでフレッシュなスパイスがアクセントを添え、ミドルノートは、マグノリアリーフの香りをゼラニウムやカルダモンで装飾する。そしてベースノートは、サンダルウッド、シプリオルハート、シダーハートが織り成す重層感ある樹木の香りを提供。豊潤なウッディノートのなかに、マグノリアリーフが余韻を響かせる構成だ。
「オルナー」という名称は、古代スカンジナビア語で「装飾される」「花々で飾られる」を意味する動詞に由来し、香りの花束が肌を包む様子をイメージしている。セリーヌ・バレルは、「オルナーは、イソップの香りの世界における進化の一歩として生み出されました。真に気骨のある花を咲かせる香りで、これまでとは違うフローラルフレグランス像を提示します」と語っている。