イッセイ ミヤケのメンズブランド IM MENの展示
TAKT PROJECTによる「一枚の布、一本の線」東京と大阪で開催

イッセイ ミヤケのメンズブランド IM MEN(アイム メン)の展示「一枚の布、一本の線」が開催。東京・銀座のISSEY MIYAKE GINZA / 445のCUBEでは2025年3月11日(火)まで、大阪・南船場のISSEY MIYAKE SEMBAのCREATION SPACEでは2025年3月28日(金)まで行われる。「一枚の布、一本の線」というコンセプトのもと、IM MENが提案する新たな日常を、2025春夏シーズン「A Drawing A Day」のアイテムとともに紹介する。

展示を手がけるのは、吉泉 聡が代表を務める、デザインによる新しい概念の創出と具現化を行うデザインスタジオ TAKT PROJECT。手を動かし感じながらつくることで、ロジカルな思考だけでは到達できない仮説を構想する「新しい知性」としてのデザインを志向している。

© ISSEY MIYAKE INC.

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TAKT PROJECTが同展で目指すのは、私たちの日常が「心躍ること」「驚くこと」「平穏なこと」などの多面的な表情をもつように、一枚の布に一本の線を引くことで新たな面を引き出し、あらゆる多面への可能性を切り開くことだ。

そこで、展示空間の構成に、建築現場で使われる真っ直ぐな光の線を放つ墨出し用のツールを使用。一本の光の線は、空間に浮かぶ一枚の大きな布に多様な表情をつくり出し、新たな景色を構築する。さらに、布を透過した光の線は、周囲の環境の起伏をトレースすることで、見慣れた空間とは違った表情を刻々と浮かび上がらせる。

展示では「IM MENの服を纏うことは、日常に新しい線を引くことのようだ」と語るTAKT PROJECTの視点をとおして、多面という普遍性を一枚の布から美しく生み出すIM MENの衣服・ものづくりを体感できる。End

© ISSEY MIYAKE INC.

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