NEWS | プロダクト
2025.02.03 14:55
ランドセルブランド「+CEL(セル)」は、2025年2月13日(木)より2026年度モデルの受注をスタート。プロダクトデザイナー 柴田文江がデザインを手がけた新作2シリーズ「NOBLE(ノーブル)」と「ARTISAN(アルチザン)」を発売する。
ランドセルをカバンとしてとらえ直した「NOBLE」は、上部に開閉口を取り付けることで荷物が取り出しやすいのが特徴である。「かぶせ」がないために軽量で、低学年でも開け閉めがしやすく、なおかつ一目でランドセルとわかる四角い形状を採用。サイドには、水筒などを入れる折り畳みが可能な専用のケースが付いている。
カラーは、クラシックで落ち着いたマットな質感のあるレッド、ブラック、キャメル、グリーンの4色を展開。背面は、従来のクリーム色ではなく、ランドセルのカラーに合わせて柴田がデザインしたオリジナルのチェック柄をあしらっている。
一方、「職人」という意味の名称をもつ「ARTISAN」には、+CELが有するさまざまな技術が施された。一般的なランドセルの形状をしつつ、サイドに専用のボトルケースとキッズ用の携帯電話が入るマグネット式の蓋つきポケットをつけるなど、新鮮な佇まいに仕上げた。
「NOBLE」と同様の4色展開で、人工皮革に切り端を磨き上げるコバ処理で仕上げ、フロントポケットにはマチ付きの立体的な形状を採用。背面まで同一のカラーを用いているので、統一感のあるデザインが楽しめる。
また、かぶせ(ランドセルの蓋)の裏に染色家 柚木沙弥郎の作品をあしらった、伝統的なフォルムをもつ既存の「PLAIN(プレーン)」には、これまでのクラシックなカラーのほか、ピンクとベージュの2色を追加。柴田が手がけたオリジナルの金具や鋲を採用するなど、細部にアップデートを施している。