ファニチャーブランドのアルフレックスジャパンは、18製品の新作で構成される2025年度のコレクションを発表した。テーマは「JOY in modern life.」。自由な組み合わせができ、サステナブル素材の採用により長く安心して使いつづけられる製品をラインナップする。

イタリアのデザインユニット ルチーディペーヴェレ（LucidiPevere）がデザインした「JOY（ジョイ）」は、明るくカラフルで、空間に彩りをもたらすチェア。咲き誇る花びらのようなオーガニックでしなやかな形状が特徴であり、シートとシェル部分には超硬質モールドウレタンと軟質モールドウレタンを組み合わせた。エッジに向かって薄く反っている背は、適度なしなりと柔軟性に加え、十分な強度を備えている。

チェア「JOY（ジョイ）」

円筒形の脚を組み合わせてH型のフレームに仕上げたダイニングテーブル「ACCA（アッカ）」は、デザイナー 芦田秀一が設計。天板は「集成材」と「FENIX」の2タイプ、脚部の仕上げはサンドアイボリー、サンドダークブラウン、サンドペールグリーンの3種類を用意しており、インテリアスタイルや用途に合わせた組み合わせが可能だ。

ダイニングテーブル「ACCA（アッカ）」

彫刻作品のような幾何学的形状のコーヒーテーブル「KEYSTONE（キーストーン）」は、デザイナー 北川大輔のデザインによるもの。建築用コンクリートの余剰材を活用したサステナブルな製品で、1点1点の色合いや風合いが異なる、コンクリートの素材感を生かした佇まいが魅力だ。

コーヒーテーブル「KEYSTONE（キーストーン）」

フランス出身のデザイナー パトリック・ノルゲ（Patrick Norguet）は、高級ブティックが立ち並ぶパリのヴァンドーム広場の雰囲気をイメージしたラウンジチェア「VENDOME LOUNGE（ヴァンドームラウンジ）」を制作した。

ラウンジチェア「VENDOME LOUNGE（ヴァンドームラウンジ）」

また、アルフレックスジャパンでは、オランダのインテリアブランド「arco（アルコ）」の製品から、「SLIM（スリム）」「KAMI（カミ）」「DEW（デュー）」のテーブル3シリーズなども2025コレクションとしてラインナップする。

ダイニングテーブル「SLIM（スリム）」

ダイニングテーブル「KAMI ROUND（カミ ラウンド）」

ダイニングテーブル「DEW（デュー）」