名作照明器具を紹介、東京と大阪で開催
「ヒュッゲな暮らしをデザイン 北欧のあかり展」

ペンダントランプ モデル101《ランタン》コーア・クリント/1944〔レ・クリント〕
© Kentauros Yasunaga

東京・日本橋高島屋S.C.では、北欧で生まれた名作照明を紹介する展覧会「ヒュッゲな暮らしをデザイン 北欧のあかり展」を、2025年3月5日(水)から3月24日(月)まで開催。3月27日(木)から4月14日(月)までは大阪高島屋に巡回する。

「ヒュッゲ」とは、「居心地の良い時間や空間」を意味するデンマーク語の言葉。北欧の人々は、照明器具やキャンドルの「あかり」を上手に用いながら、「ヒュッゲな暮らし」を楽しんでいる。

同展では、北欧の住まいで使われているあかりや、建築と調和するあかり、そして北欧で質の高い照明器具が生まれる理由など、北欧の暮らしにおけるあかりとの付き合い方を紐解きながら、ルイスポールセンやレ・クリント、アルテックといったブランドの100点以上の名作照明器具とそのデザイナーを紹介する。

フロアランプ 《PH 3½-2½ フロア》/ポール・ヘニングセン/1920s〔ルイスポールセン〕
ペンダントランプ 《PH 5-4½》/ポール・ヘニングセン/1931〔ルイスポールセン〕
© Kentauros Yasunaga

フロアランプ 《PH 3½-2½ フロア》/ポール・ヘニングセン/1920s〔ルイスポールセン〕
ペンダントランプ 《PH 4½-4》/ポール・ヘニングセン/1926〔ルイスポールセン〕
© Kentauros Yasunaga

「近代照明の父」と呼ばれるポール・ヘニングセンがデザインし、1925年のパリ万博に出品した「パリランプ」がデンマークより登場。さらに、翌1926年に完成した3枚シェードの「PHランプ」も、当時のものを展示する。

また、北欧のあかりを体験できるコーナーや、北欧のあかりと日本について考えるスペースも用意。あかりのある私たちの日常を見直し、暮らしの質を高めるきっかけとなる展覧会を楽しみたい。End

ヒュッゲな暮らしをデザイン 北欧のあかり展

東京
2025年3月5日(水)~3月24日(月)
入場時間
10:30~19:00(19:30閉場)
※最終日3月24日(月)は17:30まで(18:00閉場)
会場
日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
(東京都中央区日本橋2-4-1)
大阪
2025年3月27日(木)~4月14日(月)
入場時間
10:00~18:30(19:00閉場)
※最終日4月14日(月)は16:30まで(17:00閉場)
会場
大阪高島屋 7階グランドホール
(大阪府大阪市中央区難波5-1-5)
詳細
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/hokuou_akari/index.html

7. ペンダントランプ 《パリランプ》/ポール・ヘニングセン/1925〔ルイスポールセン〕※日本橋のみの展示
© Kentauros Yasunaga

8. テーブルランプ 《PH 2/2 クエスチョンマーク》/ポール・ヘニングセン/1931〔ルイスポールセン〕
© Kentauros Yasunaga