富山の山々や海に浮かぶ雲の情景から着想を得た照明ブランド「KUMO」が登場。富山県高岡市に本社を置くプラスチック製品の製造会社 タカギセイコーがもつ、樹脂タンク製造に用いられる高度な回転成形技術を照明のシェードに活用したプロダクトだ。

「KUMO」のデザインは、プロダクトデザイナー 古井翔真が手がけた。「富山デザインコンペティション 2022」の受賞作品であり、タカギセイコーが2031年に創立100周年を迎えるにあたり、樹脂のさらなる可能性を広げるプロジェクトとして生み出された。

テーブルランプやフロアライトなど複数のモデルを展開し、室内に浮かぶ雲のようにさまざまな場所に配置できるのが特徴だ。樹脂を通して広がる奥行きのある明かりは、太陽の光を浴びた雲のように穏やかに輝く。自宅のリビングや寝室、旅先で訪れたホテルやカフェなど、さまざまな空間にゆったりとした特別な時間の流れを与えてくれるだろう。