手のひらサイズの世界旅行!
ユネスコ世界遺産のノートルダム⼤聖堂や⾸⾥城がコインになって登場

記念コインの輸入販売を手掛ける泰星コインは、1945年に設立されたユネスコの80周年を記念して、同機関が手がける「世界遺産」をテーマにしたコインシリーズの予約販売を全国の主要⾦融機関で開始。期間は1⽉31⽇(⾦)までで、限定数に達した場合はその時点で販売終了となる。

硬貨のデザインは職人がひとつひとつ丁寧に描いている。出典: フランス国立造幣局公式YouTube ※写真のコインは本製品とは異なるモチーフ。

コインは、ユネスコの本部が置かれているフランス・パリにある864年設⽴の世界最古の造幣局「フランス国⽴造幣局」(モネ・ド・パリ)で鋳造。売上⾦の⼀部は、ユネスコの活動のひとつである「世界遺産の保護・保存・修復」の活動基⾦として役⽴てられる。

出来上がった金型。最後まで職人の手で微修正を行う。出典: フランス国立造幣局公式YouTube ※写真のコインは本製品とは異なるモチーフ。

今回は、2019年に焼失し、再建が進められている沖縄の「⾸⾥城」、同じく2019年の焼失後に再建され、⼀般公開が再開したパリの「ノートルダム⼤聖堂」、そしてローマの「コロッセオ」をモチーフにした⾦貨および銀貨8種類・7商品をラインナップ。

500ユーロ金貨〈首里城〉表面

500ユーロ金貨〈首里城〉裏面

「⾸⾥城」500ユーロ⾦貨は、同シリーズでもっとも⼤きい5オンス(約155g・直径50㎜)サイズを展開する。⽇本でのみ、50枚限定で販売される希少なコインだ。荘厳な正殿を背景に、艶やかな紅型⾐装をまとった琉球舞踊「四つ⽵(ゆちだき)」の踊り⼿がデザインされている。

10ユーロ銀貨〈ノートルダム大聖堂〉表面

10ユーロ銀貨〈コロッセオ〉表面

「ノートルダム⼤聖堂」には、シンボルの尖塔を中⼼とした⼤聖堂と創建に使われた⽯灰岩を切り出す⽯⼯職⼈が描かれている。また、「コロッセオ」は、巨⼤な円形闘技場を背にして、剣闘⼠と猛獣が戦う迫力のあるデザインとなった。どのコインも建物の左側は写実調に、右側は線画調に描き分けられているのが特徴だ。End