NEWS | インテリア / 工芸
13時間前
東京都東村山市に本社を置くウチノ板金が立ち上げた工芸品ブランド「和國商店(わくにしょうてん)」は、隈研吾建築都市設計事務所のデザイン監修による板金製ランプシェード「渦(うず)」の製作・販売を2025年3月に開始する。
職人の技術で地域の循環を活性化することを目標とする和國商店は、屋根や外壁などの板金を手がけるウチノ板金の技術を生かした「折鶴」などのアイテムを展開するほか、2024年1月には東村山市にカフェ「和國商店」をオープンしている。
今回発売するランプシェードは、薄い金属である板金が持つ折り目をつけることで強度が出るという特徴を活かし、9枚の板金を伝統的な建築板金の技法「ハゼ」で連結させ、渦を巻くように仕上げた。
さらに、和國商店のテーマである「循環」を体現するべく、銅板や緑青銅板、真鍮板など、現場で廃棄されたさまざまな板金材を再利用できるように設計している。