NEWS | テクノロジー / プロダクト
2025.01.08 11:00
コミュニケーションロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学は、熱いものを冷ますふーふーロボット「猫舌ふーふー」、チラ見してくる抱き着きロボット「みるみ」という2つの新商品を公開。
同社の全社員参加によるものづくりイベント「メイカソン」をきっかけに生まれた新発想のロボット2作品を、2025年1月7日(火)から1月10日(金)まで米ラスベガスで行われるテクノロジー見本市「CES 2025」にて発表する。
器に入れた熱い食べものや飲みものを冷ます「ふーふー」という行為は、猫舌の人だけでなく、まだ熱いものが食べられない子どものためにも日常的に行われている。こうした面倒な動作の代わりをしてくれるのがロボット「猫舌ふーふー」である。
カップなどの食器のフチに引っかけておき、小型のファンで起こした風により、熱いものを「ふーふー」と冷ましてくれる。常に一定の風で冷ますモードや、風の強さをランダムで変える「フーリズム」モードなどの風量調節機能も搭載される。
一方、ぬいぐるみロボット「みるみ」は、近くに人がいることをセンサーで認識すると、チラ見してくるロボットである。抱っこされている小さな子どもがそばにいる人をチラチラと見ることに着想を得ており、赤ちゃんのような目や首の動きで周りをちらりと見るのが特徴だ。
デザインは、ふわふわとした毛に覆われた未知の生きものをイメージしている。手のひらに乗るぐらいの大きさであり、カバンやリュックに抱き着かせて、いつでもどこでも連れて歩くことができる。
ユカイ工学は、2025年夏に「猫舌ふーふー」、2025年秋口に「みるみ」のクラウドファンディングを実施する予定。発売の詳細については後日発表となる。