田村奈穂が店舗設計を手がけた
「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / ROPPONGI」
リニューアルオープン

エクスペリメンタルな新しい提案をプレゼンテーションする空間と、具現化されたプロダクトがディスプレイされる空間。
© ISSEY MIYAKE INC.

東京・六本木の「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / ROPPONGI」が、2024年12月10日(火)にリニューアルオープンを行った。店舗設計は、デザイナー 田村奈穂が担当した。

入口から25°の斜めに引かれた1本の線。

25°の線状にディスプレイされたプロダクト。

訪れた人と店内へと導くのは、入口から25°の斜めに引かれた1本の線。その線上にある4つの空間を通じて、プリーツ プリーズの研究開発における驚きや期待感を発信する。

4つに区分された店内は、エクスペリメンタルな新しい提案をプレゼンテーションする空間、具現化されたプロダクトをディスプレイする空間、コンセプトが発展し服以外の形になった姿を見る空間、それらを体験できる空間へと続いていく。

コンセプトが発展し服以外の形になった姿を見る空間。

コンセプトが発展し服以外の形になった姿を見る空間。

田村は布の制作過程を目にした際の印象を、「小刻みに動く機械の間を、一枚の布が通り抜け、ゆっくりと立体的なプリーツへと変わっていく。その様子は、心が躍る瞬間だった」と語る。店舗デザインには、プリーツが開発され、現在もひとつひとつ丁寧につくられる工場の風景や、そこに込められたものづくりのプロセスが表現されている。End