NEWS | カルチャー / 展覧会
2024.12.12 10:38
茨城県水戸市の茨城県立歴史館で、恋愛の歴史を知り、未来の恋愛を想像する「なぜ恋してしまうのか?展」が2024年12月14日(土)から2025年1月26日(日)まで開催される。
「恋愛」は、古代から世界各地で長い歴史をもち、さまざまにかたちを変えながら現代にも受け継がれている。同展では、「恋愛スタイル」「モテ」「大恋愛」「失恋」「恋の絵」「恋の歌」といった身近なテーマで、古代から現代までの50の恋のエピソードが展示される。
録音ブースでは、来場者の恋愛観を声で録音し、それを会期中アーカイブする参加型の展示を展開。今を生きる人たちは、恋愛についてどう考えているのか?どんな恋愛をしてきたのか?一人一人が恋愛について考えるきっかけを提供する。
また、岨手由貴子(映画監督)、コムアイ(アーティスト/歌手)、佐久間裕美子(ライター/アクティビスト)、おおはた雄一(音楽家)、松村圭一郎(文化人類学者)、カツセマサヒコ(小説家)6名が100年後の恋愛を想像し、執筆したエッセイも展示される。
複数の人とのパートナーシップがあたりまえになる、結婚制度がなくなる、人口減少で出会いの数が少なくなるなど、テクノロジーや価値観の変化とともに恋のかたちはこれからも変わっていくのかもしれない。同展では、過去から未来へといたる長い時間軸で恋愛を俯瞰することで、私たちの普通を問い直し、変わらない本質を見つめることができるだろう。
なぜ恋してしまうのか?展
- 会期
- 2024年12月14日(土)~2025年1月26日(日)
- 開館時間
- 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始12月29日(日)~1月1日(水)
- 会場
- 茨城県立歴史館(茨城県水戸市緑町2-1-15)
- 詳細
- https://rekishikan-ibk.jp/special/post-7433/