菊地敦己の多彩な仕事に迫る
企画展「菊地敦己 グラフィックデザインのある空間」開催

Design by Atsuki Kikuchi

東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで、第405回企画展「菊地敦己 グラフィックデザインのある空間」が2025年2月1日(土)まで開催されている。

同じ重さ, 2006

Wasting Time, 2013

サリー・スコット, 2018

1974年東京生まれのアートディレクター兼グラフィックデザイナーの菊地敦己(きくち・あつき)は、武蔵野美術大学彫刻学科在籍中の1995年よりデザインの仕事を開始。以来、独自に築き上げた方法論のもと、30年にわたって精力的に活動を続けている。

たとえば、青森県立美術館(2006)、PLAY! MUSEUM(2020)、横浜美術館(2024)といった美術館のビジュアル・アイデンティティやサイン計画、ミナ ペルホネン(1995–2004)やサリー・スコット(2002–2021)をはじめとするファッションブランドのためのアートディレクションを担当。さらに、エディトリアル・ブックデザインや、批評性をもった実験的な作品を展覧会で発表するなど、多面的な表現を展開している。

文字と空間, 2007

青森県立美術館, VI・サイン計画, 2006

同展では、「空間のなかのグラフィック」をテーマに、平面上の空間と空間上の平面との関係性を探る3つのインスタレーションを展開。見るという感覚を揺さぶる、菊地のグラフィックデザインを体感できるだろう。End

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第405回企画展
「菊地敦己 グラフィックデザインのある空間」

会期
2024年12月10日(火)~2025年2月1日(土)
時間
11:00〜19:00
休館日
日曜・祝日、12月27日(金)~1月6日(月)
入場料
無料
会場
ギンザ・グラフィック・ギャラリー
(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1)
詳細
https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000839