NEWS | テクノロジー / プロダクト
2024.12.10 12:00
京都を拠点とするイメージングブランド「kyu」は、ボタンを押すだけで9秒間の動画を記録できるコンパクトなカメラ「kyu camera」を発売する。プロダクトデザインを手がけたのはデザイナーの松浦泰明。
誰かと過ごした場所や時間は、あとから思い返せばかけがえのない思い出になっていることがある。そんな日常のひとコマを、なんらかのかたちで保存しておきたいと願う人も多いだろう。
「kyu camera」は、「ありふれた記憶を思い出にするためのカメラ」というコンセプトのもと、そんな日常の何気ない瞬間を特別な思い出に変えてくれるアイテムである。アルミ削り出しのボディは丸みを帯びたシンプルなデザインで、扱いやすいポケットサイズが特徴だ。
前面と背面にカメラを搭載し、背面にはタッチスクリーン付きの円形ディスプレイを配置。「いいな」と思った瞬間にボタンを押すだけで、使い捨てカメラのように1日27クリップまで最大9秒の動画が撮影できる。
撮影後はメモリユニットをスマートフォンに直接接続し、映像を専用のiOSアプリ「kyu app」に転送(Android/web版も提供予定)。ボタンひとつでハイライト動画にまとめられ、共有も簡単だ。
充電はUSB Type-Cを使用。データはアプリを通じてクラウドに保存できるので、スマートフォンのストレージを気にすることもない。また、Spotifyと連携して、ハイライト動画に好きなBGMを追加すれば、思い出をさらに特別なものにしてくれる。