NEWS | サウンド / 展覧会
2024.12.06 11:41
東京・虎ノ門のギャラリー「SIGNAL」では、バーチャルビーイング研究者の佐久間洋司がキュレーションする企画展「共に在る音楽(Coexisting Music)」が2024年12月10日(火)から12月27日(金)まで開催される。
1996年東京都生まれの佐久間洋司は、アバターやエージェントを用いた新しいコミュニケーションの研究に取り組む研究者である。2025年大阪・関西万博では大阪パビリオンのディレクターを務め、「未来のバーチャルビーイング」の展示統括を担当する。
先月開催された巡回展「拡張される音楽」に続く今回の企画展は、音楽がインターネットから現実空間に拡張されていく試みであり、その場でしか聴けない「一回性のある音楽」という視点でキュレーションした新作の音楽を披露する。
また、同展では「音楽の存在感への探究」という視点を新たに加えて作品を制作。前回にコラボした椎乃味醂、フロクロ、sekai、x0o0x_といったミュージシャンのほか、煮ル果実、原口沙輔、ももえらを迎え、「音楽そのものに対して存在感を得る」「音楽という存在をとおして誰かとつながる」「自らの存在を認識して形づくる」などの体験を提供する。
佐久間は同展に向けて「音楽がストーリーテリングの役割を発揮できるとき、そこには音楽そのものの存在感があるのではないかーーそのような視点から『共に在る音楽』というコンセプトをまとめました。創る/聴くという両方の体験をとおして、音楽の世界を感じていただけたら幸いです」とコメントしている。
共に在る音楽(Coexisting Music)
- 会期
- 2024年12月10日(火)~12月27日(金)
- 開館時間
- 火〜金曜日 11:00~23:00 カフェ&ギャラリー(18:00以降はバータイム)
土曜日 11:00~18:00 カフェ&ギャラリー ※日・月・祝日は休み。 - 入場料
- 無料
- 会場
- SIGNAL(東京都港区虎ノ門1丁目2-11 The ParkRex TORANOMON 1F)
- 詳細
- https://signing.co.jp/signal/