©2024 Straft

東京を拠点に活動するクラフトユニット「Straft」は、展覧会「結は占め／Tighten the Place」を2024年12月6日（金）から12月22 日（日）まで東京・代々木のVacant/Centre Coveにて開催する。

「TORI」

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Tamaki IshiiとKazuma YamagamiによるStraftは、日本の伝統に根付いた素材である「藁」の質感と技法に着目し、現代的な感覚を取り入れた表現を探求している。衣服や家具、モニュメントなどの多様な作品を制作するほか、縄文時代に自生していたとされる古代米「赤米」の栽培、正月飾りの路上販売といった多岐にわたる活動を展開する。

「VASE」

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「SIDE BY CHAIR」（左）と「STRAW CLOTHING – OUNCE」

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「FUR GRAIN」

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今回の「結は占め（ゆはしめ）」では、これまで制作してきた代表作を展示し、オリジナルの「しめ飾り」の展示販売を実施する。

©2024 Straft

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「しめ飾り」

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古くから神聖な場所を示すために用いられた「しめ縄」から派生した「しめ飾り」は、新年に家々を訪れる歳神様（としがみさま）を迎え入れるための目印であり、その年の収穫に対する感謝、来る年への期待と祈りが込められてきた。

現代では、日常で藁を見かけることは少なくなったが、それでも「しめ飾り」などの藁を編んで作られたものが受け継がれている。同展では、Straftが新たな「祈りのかたち」として生み出したさまざまな藁の作品を楽しめる。