通常版「FLOWERS」

東京・渋谷のMAHO KUBOTA GALLERYは、画家 武田鉄平の第2弾作品集「FLOWERS」の発売にあわせて、同書の作品の展覧会「まるで、花のような」を2024年11月15日（金）から12月26日（木）まで開催。作品集は、ギャラリーで2024年11月15日（金）に先行販売し、11月末より一般発売を開始する。

「FLOWERS」B1サイズポスター2種

1978年山形県生まれの武田鉄平は、武蔵野美術大学を卒業したのち、アートディレクターのサイトウマコトが率いるサイトウマコト・デザインに勤務。やがて画家になることを決意し、2005年に故郷の実家にアトリエを構え、2019年9月の個展でデビューを果たした。それ以来、「絵画のための絵画を描く」をテーマに、抽象的でありながらも現在を感じさせる絵画作品を手がけている。

5年ぶりの発売となる今回の作品集は、同時開催される5年ぶりの個展と連動したものである。タイトルにある「花」という題材は、普遍的な絵画のモチーフであるものの、武田が考える、彼にしか描けない、誰も見たことのない、まったく新しい花の絵を披露する。

特装版「FLOWERS」

特装版「FLOWERS」

同書のデザインは、プロダクトデザイナー 深澤直人が担当。こだわりのディティールが随所にちりばめられている。さらに、特製ボックスに作品集と作品シートを収めた400部限定の特装版と、200枚限定のB1サイズポスターも深澤がデザインした。

日英バイリンガル表記のテキストは、ロンドンを拠点とする美術評論家 ブライアン・ディロン（Brian Dillon）と、キュレーターで東京芸術大学准教授 宮本武典の2名が寄稿し、武田鉄平自身も執筆する。

また、作品集の販売を記念し、武田鉄平と深澤直人の対談イベントを2024年11月22日（金）にドーバーストリートマーケット銀座で実施する。同日には武田によるサイン会も行われる。

特装版「FLOWERS」

特装版「FLOWERS」