東京・目黒のデザインギャラリー LICHTは、フランスのデザイナー ロナン・ブルレック（Ronan Bouroullec）の展覧会を11月3日（日・祝）まで開催中だ。

唯一無二であり、なおかつ親密で静謐な雰囲気を纏うロナン・ブルレックのプロダクト。その起源には、自宅や別邸でプロトタイプを使用して検証を重ねる、創造力に満ちた生活がある。

今回の展覧会は、そんなブルレックの日々の暮らしに想いを馳せ、その空気を感じられるように構成した空間で、近年発表された日本初公開のプロダクトを中心に新旧の作品を披露。また、直筆サイン入りの未発表ドローイングポスター4種を各12枚限定で販売する。

参加ブランドは、イタリアのFlosやGlass Italia、デンマークのHAYやKvadrat、スペインのBD BarcelonaやKettalをはじめ、日本のKoyori、Tajimi Custom Tileなど、多彩な顔触れとなる。

会期中の10月26日（土）には、このほど刊行されたブルレックによる初の総合的なモノグラフ「Triptyque」の直筆サイン会を開催。デザインジャーナリストの土田貴宏とロナン・ブルレックによるトークイベントも行われる。