NEWS | インテリア
2024.10.11 13:00
ファニチャーブランドのノル(Knoll)は、バウハウスの精神を体現したアイコニックなデザインにバウハウスカラーを採用した「ニューバウハウスカラー」と、建築家 ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエによる「トゥーゲンハットチェア」を発表した。
アートやデザイン、産業の実験的な融合を目指したバウハウスにおいて、色彩は重要な役割を果たしており、知覚や感情的な反応を探求するため、原色を使用したさまざまな実験が行われていた。
今回のニューバウハウスカラーのコレクションでは、ミース・ファン・デル・ローエと建築家 マルセル・ブロイヤーのデザイン哲学に基づいて、カラーパレットを再構築。両者によるバウハウス時代の4つのプロダクトをダークレッド、オニキス、ホワイトのウルトラマットで仕上げ、当時のバウハウスのデザイン精神を現代に再現した。
一方、「トゥーゲンハットチェア」は、ミース・ファン・デル・ローエとインテリアデザイナー リリー・ライヒが、1929年にチェコスロバキア(現・チェコ共和国)のブルノにあるトゥーゲンハット邸を設計した際にデザインしたラウンジチェアである。
カンチレバーベース、レザーストラップの背もたれ、エレガントなフォルム、厚みのあるクッションによって、優れた快適性を提供。優雅なカンチレバーは、ミースの技術的な精密さと芸術的な意図を体現している。
仕上げはクロームまたはオニキス・ウルトラマットの2種類から選択が可能。追加のアームレストや、ファブリックまたはレザーから選べる取り外し可能な張地など、幅広いオプションを用意する。