NEWS | 展覧会
2024.10.07 13:09
世界中からインテリアやアート、ファッション、テクノロジー、フードなどの多彩なジャンルを牽引するクリエイターが集まる、日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2024」が、2024年10月18日(金)から10月27日(日)まで都内各所で開催。新たな視点で解釈されたジャンルレスな作品が次々と生まれるなか、今年度は「Reframing ~転換のはじまり~」をメインテーマに掲げ、多様なプレゼンテーションを展開する。
オフィシャルエキシビションである「Reframing」展は、ワールド北青山ビルで行われる。金澤 韻、川合将人、立川裕大、青木竜太といった、アート・デザイン・クラフト・テクノロジーという異なるジャンルのエキスパートがキュレーションした、既存の概念に縛られない作品を紹介する。空間デザインを手がけるのは、竹田 純が代表を務めるHYBE Design Team(ハイド デザイン チーム)。
ほかにも、デザインとアートを横断するさまざまな展示が登場。棒状の素材で立体造形を手がけるブランド「130(ワンサーティ)」は、プリミティブな形態のテーブルや椅子、照明を披露。プロダクトデザイナーの川本真也は、唯一無二の色味を表現した新作家具「PF Chair/PF Armchair」を発表する。
ニューヨークを拠点にする現代アーティスト KAORUKOは、今回のために制作した最新作や、彼女の作品をもとにしたペルシャ絨毯を初公開。イタリアのファニチャーブランド「Paola Lenti(パオラ・レンティ)」は、自社のファブリック「Maris」を使ったコレクション「花嵐 Hana-arashi」を展示する。同ブランドはデザインスタジオ nendoと協力し、廃棄処分される生産残材に機能性と美的価値をもたせ、新たな命を吹き込む。
また、DESIGNART TOKYOの開幕に先がけて、美術家の内藤 礼による展覧会「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」が、2025年1月13日(月・祝)まで銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催中。光や影、水や大気のうつろいがもたらす生と死のあわいに現れる、日々見過ごしがちなささやかな事物や情景、知覚しがたい密やかな現象を「根源的な生の光景」として体験することができる。
DESIGNART TOKYO 2024(デザイナート トーキョー)
- テーマ
- Reframing 〜転換のはじまり〜
- 会期
- 2024年10月18日(金)〜10月27日(日)
- エリア
- 表参道・外苑前・原宿・渋谷・六本木・広尾・銀座・東京
- 主催
- DESIGNART TOKYO 実行委員会
- 発起人
- 青木昭夫(MIRU DESIGN)/川上シュン(artless)/小池博史(NON-GRID)/永田宙郷(TIMELESS)/アストリッド・クライン(Klein Dytham architecture)/マーク・ダイサム(Klein Dytham architecture)
- 詳細
- https://designart.jp/designarttokyo2024/