NEWS | インテリア
2024.09.30 10:20
デンマーク発のインテリアブランド BoConcept(ボーコンセプト)は、2024年の秋冬コレクションを発表。ユーザーの「住まいに新しい感動を見出す」ことをテーマに、クリエイティビティとクラフトマンシップに根ざした家具をラインナップする。
空間にスタイリッシュなテイストをもたらすテーブルコレクション「Tivoli(チボリ)」は、デンマーク出身のデザイナー モートン・ゲオーセン(Morten Georgsen)によるもの。トラバーチン石に見られる模様や質感を忠実に再現した仕上げが特徴であり、石材のように美しく重厚感をもちながらも軽量で圧迫感がなく、自由に移動させて柔軟な組み合わせができる。
デンマークのデザイナー ヘンリック・ペダーセン(Henrik Pedersen)が手がけた「Seoul(ソウル)」は、同国の伝統的なデザインにインスパイアされた木製のダイニングチェアだ。上質な素材を使うという原則に沿ってつくられた、すっきりとしたラインと控えめな上品さが特徴で、クラフトマンシップが随所に感じられる。また、Aフレームスタイルのフォルムと角度のついた脚は軽快さを感じさせ、モダンで現代的な印象を与えている。
同じくデンマーク出身のアンダース・ノルガード(Anders Norgaard)のデザインによるソファ「Bellagio(ベラージオ)」は、大きな存在感のみならず、まるで雲の上に乗っているかのような快適な座り心地が魅力。洗練されたチャネルステッチのディテールも、ソファに深みをもたらしている。
また、既存のコレクション「Santiago(サンティアゴ)」には、モートン・ゲオーセンがデザインしたダイニングテーブルとサイドボードが新たに追加された。ラウンド型のテーブルは、延長リーフにより、家族での食事に適した直径135cmから最大8脚に対応する181cmまで拡張が可能だ。
一方、サイドボードは、ミッドセンチュリーのデザインをイメージ。オプションのバー・セクションは、ドロップダウン式フロント、ミラー・バック、オープン時に点灯する内蔵ライト付きと、ハリウッドセレブのカクテルパーティーを連想させる仕掛けが楽しめる。