千葉県大多喜町の旧小学校をリノベーション
地域体験型宿泊施設 「MUJI BASE OIKAWA」がオープン

良品計画が手がける宿泊施設「MUJI BASE OIKAWA」が、2024年10月1日(火)にオープン。千葉県夷隅郡大多喜町にある廃校をリノベーションし、無印良品の売店を併設した、地域体験型の宿泊施設となる。

客室 A棟

同社は「感じ良い暮らしと社会」の実現に向け、地域住民と課題や価値観を共有し、地域を活性化する活動を進めている。その一環となる「MUJI BASE」は、遊休不動産を活用した、地域に根差した暮らしの拠点である。場所にとらわれないライフスタイルが浸透するなか、ユーザーが都市から離れて穏やかな日常を体験し、地域の魅力を再発見することがねらいだ。

昨年8月にオープンした「MUJI BASE KAMOGAWA」(千葉県鴨川市)、今年4月にオープンした「MUJI BASE TESHIMA」(香川県小豆郡土庄町)に続く同施設は、2013年に閉校した大多喜町の旧老川小学校を活用。かつて教室だった空間を改装し、2棟3室の客室を用意する。

客室 B棟

空間演出は、「MUJI BASE TESHIMA」と同じく、インテリアブランド IDÉE(イデー)が担当。「PLAYGROUND(遊び場)」をテーマに、図工室で使われていた机やスツールをダイニングセットにするほか、実験器具や調理道具、楽器を使ったリメイクランプも配置した。体育館にあったバスケットボールはアップサイクルアートされるなど、ノスタルジックな雰囲気に浸りながら、大人も子どもも楽しめる新しい遊び場となる。

売店

コワーキングスペース

ピザづくり

畑体験

さらに、予約なしで利用可能なコワーキングスペース、コインランドリーやライブラリーなどを併設。宿泊者と地域住民が利用できる売店では、無印良品の商品に加え、千葉県の風土に根差した地域ならではの商品も取り扱う。また共用部では、BBQレンタルスペースにてバーベキューやピザづくりなどができる。2025年春からは、隣接する畑での収穫体験とシェアファームも展開する。End

MUJI BASE OIKAWA

オープン日
2024年10月1日(火)
住所
千葉県夷隅郡大多喜町小田代524-1
(敷地面積12,445.49㎡、建物面積:1,961㎡)
宿泊
A棟 141㎡(定員10名)
B棟 151㎡(定員10名)
※部屋貸しの場合、B棟のroom5・room6は定員各5名
施設
売店(食品、生活雑貨、衣服雑貨、トラベル用品、コーヒー、地域産品など)、コインランドリー(洗濯乾燥機×1、中型乾燥機×2、大型乾燥機×1)、コワーキングスペース(16席)、コミュニティスペース、ライブラリー
詳細
https://stay.muji.com/ja/base/oikawa/