イタリアのデザイナー マリオ・カバスによる
「軽さ」をテーマにした椅子「LEGGERA」が復刻

イタリアのデザイナー マリオ・カバス(Mario Cabas)がデザインした椅子「LEGGERA(レジェーラ)」が、2024年9月11日に復刻発売された。イタリア語で「軽い」を意味する「LEGGERA」は、イタリアのデザイナー ジオ・ポンティが1957年にデザインしたアームレスチェア「スーパーレジェーラ」に敬意を表して命名。ウッドシートタイプは重量2㎏ほどしかなく、名称にふさわしい軽さだ。

マリオ・カバス

座下には筋交いを取り入れるとともに、クロスしたデザインにより堅固さと軽さの絶妙なバランスを実現。アームチェアとしては小さめで、コンパクトな空間でも使いやすい。イタリアの強度試験基準機関「CATAS」の設立メンバーで、家具職人でもあるカバスだからこそなしえた、木のポテンシャルを最大限に引き出したチェアであり、家庭用でも商業用でも使える強度を有している。

「LEGGERA」
素材:座/ビーチ成型合板・ウレタンフォーム張込、フレーム/ビーチ材
フレームカラー:ナチュラル・ブラウン・ブラック
サイズ:W500×D430×SH440(470)×H685

座下には筋交いを採用。

脚先についた樹脂カバーが床材を傷から保護する。

仕様は、ウッドシートタイプと張り込みタイプの2種を用意。ファブリックを変えることで、さまざまなシーンでのコーディネートが可能。フレームカラーは、ナチュラル、ブラウン、ブラックの3色。上部と下部のUの字の曲げ木はラミネート(貼り合わせ)で曲げ加工することで、一般的な無垢材を曲げるタイプの曲げ木よりもパーツを最小限に抑え、製造時に出る素材のロスに配慮している。End