中世ヨーロッパを奏でるビートマシン
teenage engineeringの「EP-1320 medieval」

スウェーデン・ストックホルムを拠点とする電子楽器メーカー「teenage engineering(ティーンエイジ エンジニアリング)」から、中世ヨーロッパをテーマとするビートマシン「EP-1320 medieval」が登場した。

遊び心あふれるプロダクトを生み出し続ける同社が今回手がけたのは、サンプラー「EP-133 K.O.II」を受け継ぐEPシリーズの第2弾。「中世ヨーロッパ」をコンセプトに、バトルドラムや宿屋での喧騒、牛や山羊の鳴き声、語り部が奏でる弦楽器「ハーディーガーディー」、リュート、グレゴリオ聖歌など、中世をイメージさせるサウンドが200種類以上も搭載されている。

「中世ヨーロッパ」を感じられるデモソング9曲を収録。グルーブボックスには中世ヨーロッパの情緒あるサウンドが数多く収録されており、おとぎ話やRPGゲームのワンシーンのような雰囲気を楽しむことができる。

EP-133にも搭載されたパンチインエフェクトは、12種類搭載されている。演奏に対して直感的にエフェクトを加えることで、ライブパフォーマンスや楽曲制作の可能性を広がる。また、ボタンを押す強さでエフェクトのかかり具合を変えられる感圧式により、微細なニュアンスの再現も容易だ。

シーケンサー・エンジンは、4×12のサウンドを使って、それぞれの99パターンのビートとバリエーションを直感的に操作が可能。中世のサウンドのほかにも32MBのユーザーサンプルメモリを搭載しており、さまざまなサウンドをサンプリングできる。

本体やボックス、クイックスタートには、中世ヨーロッパを彷彿とさせるデザインをあしらった。まるで冒険のさなかに手に入れた貴重なアイテムのように、ユーザーの冒険心を掻き立ててくれる。End