身体性とテクノロジーによる「奇跡の同期」を体感する展覧会
「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」

東京・虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの最上部にある情報発信拠点「TOKYO NODE」では、展覧会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」が2024年10月14日(月・祝)まで開催中。

最先端のパフォーマンスや舞台演出で、長年にわたりファンを魅了しつづけ、今年で結成25年を迎えるPerfume。ステージのクオリティの高さは、クリエイターたちの「テクノロジー」から生まれる演出と、これに体の動きをぴったりと一致させるメンバーの優れた「身体性」に基づいている。

Perfumeの舞台を支える「奇跡の同期(シンクロ)」をテーマに、体験型展示を披露。総合監修は、Perfumeの振り付けやライブ演出を手がける演出振付家 MIKIKOが担当。インスタレーションは、アーティストの真鍋大度や同氏が率いるクリエイティブコレクティブ Rhizomatiksらが手がけ、「チームPerfume」が彼女たちの表現とライブステージを再現する。

We are Perfume

メイン作品となるのは、Rhizomatiksが手がける新作インスタレーション。天高12メートルから吊るされた3,600球を超える球体1つ1つに対し、精密な位置調整を施したレーザー光線を照射し、Perfumeのポーズの代名詞ともなった“ Aポーズ ”の3Dシルエットを浮かび上がらせる。音楽は真鍋大度が担当した。

ほか、過去のライブステージの演出を自身の身体で体験できるさまざまなインスタレーションに加え、Perfumeのこれまでの軌跡をたどる年表、歴代のCDやイベントグッズ、広島アクターズスクール時代の記念冊子など、貴重なコレクションなどが紹介される。

また、展示室をディスコ会場にした週末夜のDJイベント、オリジナルグッズを販売するポップアップショップ、メンバーが監修したコラボメニューなどのコンテンツも楽しめる。

歌詞と身体表現の同期|Reframe

身体表現と演出の同期:無限未来|inspired by『Perfume × TECHNOLOGY』presents “Reframe”(2018)

軌跡と奇跡:ポリリズム|tribute to Perfume(2007-)

展覧会のキービジュアルおよびロゴは、アートディレクターの吉田ユニが制作。Perfumeの3人の隙間から、彼女たちのモチーフのひとつである三角形が光るデザインで、吉田は「高い身体性のある彼女たちだからこそできるポージングや、3人の親和性を見せたいと思いました」と語る。キービジュアルを撮影している様子などのメイキング映像は、本展の特設サイトにて紹介される予定だ。End

Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡

会期
2024年8月9日(金)~10月14日(月・祝)
開館時間
10:00~20:00(最終入場19:30)
※イベント開催日や貸切日など、開館・閉館時間が異なる場合あり。
会場
TOKYO NODE GALLERY A/B/C(東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
詳細
https://www.tokyonode.jp/sp/perfume/