これからの都市と文化をつくるカンファレンス「都市と循環2024」開催
オードリー・タンがキーノートスピーカーとして登壇

オードリー・タン(元台湾デジタル担当大臣)

京都市下京区の丹波口エリアにて、「循環」をキーワードにこれからの都市と文化と経済をつくるためのカンファレンス・見本市「都市と循環2024」が、2024年11月28(木)から11月30(土)まで開催される。

「都市と循環2023」ダイジェスト動画

私たちは経済活動によって、さまざまな矛盾を蓄積してきた。これらの矛盾は地球規模で調整しなければならず、そのためにはさまざまな領域において「再定義」が求められている。

「都市と循環2024」では、これからの状況を見極め、新たな社会を創り出すために、多様な分野の専門家が多角的に語り合い、ネットワークをつくる場を提供。建築、食、農、衣服、工芸、金融、エネルギー、コミュニティ支援など、多分野を横断し、連関させながら、次代のビジョンと実践を構築することを目指す。

特別ゲストとして、台湾の元デジタル担当大臣であるオードリー・タンがオンラインで登壇。これからの家族、性の多様性、他民族の共生が、日本や台湾の社会でどのように進化し、それが都市の変容とどのように関係するのか、というテーマでスピーチを展開する。さらに、私たちの働き方の変化、民主的な議論への参加、AIといったトピックが、これからの都市をどのように変化させていくのか、オードリー・タンとともに考察していく。

期間中は、10のテーマでトークセッションやショーケースなどを実施。「建築と循環」や「食と循環」「アートと循環」などの2023年度から継続したテーマをはじめ、「お金と循環」「死と循環」「災害と循環」といった新たな視点も追加された。また、全国の事業者が活動やビジネスの種、研究の発表などを持ち寄る展示ブースを開設するほか、夜にはライブパフォーマンスを含む交流会も行われる。End

都市と循環2024

会期
2024年11月28(木)~11月30(土)
会場
京都市下京区丹波口エリア(3~4会場を予定)
詳細
https://cccf.jp/
主な参画者
オードリー・タン(元台湾デジタル担当大臣)、ゴン・ジョウジュン(キュレーター、台南芸術大学教授)、松本紹圭(僧侶)、アルネ・ヘンドリックス(アーティスト)、本間勇輝(NPO法人HUG代表理事)、友廣裕一(合同会社シーベジタブル共同代表)、馬場正尊(東京R不動産/株式会社Open A代表)、小池友紀(at FOREST株式会社代表取締役CEO)、藤岡聡子(ほっちのロッヂ共同代表)、小森優美(ファッションデザイナー、株式会社森を織る代表取締役)、安居昭博(Circular Initiatives & Partners)、大高健志(「Motion Gallery」代表)、高橋博之(株式会社雨風太陽代表取締役)、太刀川英輔(NOSIGNER代表)、岩崎仁志(株式会社ヒューマンフォーラム取締役)、梅田温子(斗々屋)、堤卓也(株式会社堤淺吉漆店専務、一般社団法人パースペクティブ共同代表)、三原聡一郎(アーティスト)、菊地雪代(アラップ東京事務所アソシエイト、サステナビリティ・コンサルタント)、飯石藍(公共R不動産メディア事業部マネージャー、株式会社nest取締役)、小泉寛明(EAT LOCAL KOBE代表)、伊東勝(株式会社SHIBAURA HOUSE代表取締役)(順不同・敬称略、7月22日現在)