MOEBE

シンプルなデザインとサステナビリティを特徴とするデンマークのインテリアブランド「MOEBE（ムーべ）」と「Form & Refine（フォーム & リファイン）」から、2024年秋冬の新作が登場する。

MOEBE

コペンハーゲンを拠点とするMOEBEは、建築家のマーティン・ドゥ・ネアガード・クリステンセン（Martin de Neergaard Christensen）とニコラス・オールドロイド（Nicholas Oldroyd）、家具職人のアンダース・タムス（Anders Thams）の3名によるデザインスタジオ。「良いデザインとは、それ自体がサステナブル（持続可能なもの）である」というコンセプトのもと、リペア・組み立て・リサイクルが簡単にできるパーツで構成された幅広いアイテムを展開している。

今回は、「レクタングラーダイニングテーブル」や「チューブ・ペンダント」といった、緻密な構造とミニマリズムを追求したものや、定番アイテム「フレーム」を自立型にした「スタンディングフレーム」、シェルビングシステム用の新パーツ「トールキャビネット」「ダブルキャビネット」、オーク製の「トレイ」などを用意する。

日本語ブランドページ：https://nomadinc.jp/brands/moebe

「レクタングラーダイニングテーブル」（発売時期：2024年10月～11月頃）
シンプルな形・構造で、2本のT字型フレームにテーブルトップを固定。⻑さは2種類あり、トップの仕上げはオークかリノリウム（バーガンディー、グリーン、ライトグレー）を選べる。エクステンション（別売）を片側や両側に取り付けて長さに伸ばすことも可能。

「チューブ・ペンダント」（発売時期：2024年9月～10月頃）
内側に半透明の紙を貼ったアルミチューブでできており、上部のシェードは、光を上方に拡散させるように調節が可能。内側のペーパーを下に伸ばすと、ランプの下端に柔らかく暖かい光のラインが現れる。SとLの2サイズで、カラーは4色（パイングリーン、ディープブルー、ベージュ、ブラッシュド アルミニウム）を展開。

「スタンディングフレーム」（発売時期：2024年9月～10月頃）
2枚のアクリル板、4つのフレーム、1本のゴムバンドで構成されたシンプルな自立型フレーム。10年前のブランド誕生とともに登場した「フレーム」と同じく、透明なアクリル板の間に写真や花、プリントなどを挟み込んで、自由な発想でアートを楽しむことができる。A5サイズで、フレームのカラーは3色（ブラック、ホワイト、オーク）。

「トールキャビネット」「ダブルキャビネット」（発売時期：2024年9月～10月頃）
シェルビングシステム用の新パーツとして、前者は従来のキャビネットをさらに高くし、後者は従来のキャビネット2つをフラットに並べることで、収納力が高まる。

オーク製「トレイ」（発売時期：2024年9月～10月頃）
少し浮くよう設計されており、ドリンクやフードを運ぶ際に手が入りやすい。

Form & Refine

一方、Form & Refineは、素材、フォルム、サステナビリティを重視するインテリアブランド。ヘレ・ハーマン・モーテンセン（Helle Herman Mortensen）、ヨナス・ハーマン・ペダーセン（Jonas Herman Pedersen）、ラッセ・ルンド・ラウリドセン（Lasse Lund Lauridsen）の3人が、厳選した素材と熟練した職人技術による北欧デザインのコレクションを生み出している。

2024年秋冬シーズンは、「ジャーナルサイドテーブル」「ルナチェア」「テーパーウォールシェルフ」といったインテリアのほか、ブランド初のガラスアイテムとなるポルトガルの吹きガラスのカラフェやグラスが登場。また、既存の「ブループリントチェア」や「ブロックラウンジチェア」には、ファブリックバージョンが新たに追加される。

日本語ブランドページ：https://nomadinc.jp/brands/formandrefine

「ジャーナルサイドテーブル」（発売時期：2024年9月～10月頃）
雑誌や新聞を収納できるスペースがあり、天板は小さなテーブルとして使える。コーヒーテーブル、マガジンラック、サイドテーブル、ベッドサイドテーブルなど、さまざまな用途に対応。オークとホワイトオークの2種類を用意する。

「ルナチェア」（発売時期：2024年10月～11月頃）
満月のような座面と三日月のような背もたれにちなんで名づけられた。スタッキングができ、テーブルの端に引っ掛けることも可能。座面にナナ・ディッツェルの名作「ハリンダル65」（クヴァドラ製）を使用したファブリックバージョンも用意する。

「テーパーウォールシェルフ」（発売時期：2024年9月～10月頃）
すっきりとした印象を与える、ステンレススチール製のシンプルなウォールシェルフ。キッチン、バスルーム、オフィス、廊下、リビングルームなどの壁面収納として使える。

「ブループリントチェア」（発売時期：2024年9月～10月頃）
ミニマルなデザインのチェアに、ナナ・ディッツェルの名作「ハリンダル65」（クヴァドラ製）を張ったファブリックバージョンが追加される。

「ブロックラウンジチェア」（発売時期：2024年10月～11月頃）
コンパクトながら快適な座り心地を提供するチェア。座面ファブリックをグレードアップし、3種類から選べるようになった。

「カラフェ」（発売時期：2024年9月～10月頃）
ブランド初のガラスアイテムとして、ポルトガルの吹きガラスのプロダクトが登場。

「グラス」（発売時期：2024年9月～10月頃）