東京・南青山にあるLEXUSの体験スペース INTERSECT BY LEXUS – TOKYOでは、ミラノデザインウィーク2024に出展したインスタレーション「BEYOND THE HORIZON」を、2024年7月18日（木）より展示している。

「LEXUS DESIGN AWARD」第1回受賞者のプロダクトデザイナー 吉本英樹（Tangent）と、音楽家の渋谷慶一郎が共同制作した「BEYOND THE HORIZON」は、次世代バッテリーを搭載するLEXUSのコンセプトEV「LF-ZC」（Lexus Future Zero-emission Catalyst）をテーマにした作品。ハードウェアとソフトウェアの相乗効果によって無限に進化しつづける、次世代モビリティの世界を表現している。

吉本 英樹（Tangent）

ミラノの展示では、水平線の情景を映し出した越前和紙でつくられた巨大スクリーンの前に、「LF-ZC」と人の動きに合わせてインタラクティブに光るスカルプチャーを設置。プログラミングによってリアルタイムで生成される音楽を流して、唯一無二の没入体験を提供した。

今回の展示では、より没入感を感じられるパーソナルな空間とするべく、吉本は全体の演出を再構築し、渋谷は同展向けに再構成したサウンド・インスタレーション「Abstract Music」を提供。時間とともに移ろう光で照らされた越前和紙を背景に、環状に並んだ5台のスカルプチャーが音と連動して光の動きを演出する。また、自然から感じる気持ちの変化を表現した、LEXUSのオリジナルの香りも用意し、時の移ろいや変化のなかに美しさを見出す、日本ならではの五感を通じた体験ができる。

渋谷慶一郎（ATAK）

同展は、従来の乗り物にはない一人ひとりに寄り添ったパーソナルな体験を提供するという、未来のモビリティに対するLEXUSの考えを体現している。