NEWS | グラフィック / 展覧会
2024.07.08 11:51
東京のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が主催する「亀倉雄策賞」と「JAGDA新人賞」の受賞記念展を2024年7月22日(月)から8月24日(土)まで開催する。
同展は、アジア最大規模のデザイン団体 JAGDAが発行するデザイン年鑑「Graphic Design in Japan」(2024年7月発行予定)のなかから、もっとも優れた作品とその制作者に贈られる「亀倉雄策賞」と、今後の活躍が期待される39歳以下の有望なグラフィックデザイナーに贈られる「JAGDA新人賞」の受賞作品を紹介するもの。
今年の「亀倉雄策賞」は、グラフィックデザイナー兼アートディレクターの北川一成(きたがわ・いっせい)による、アートプロジェクト「KAMIZU(かみづ)」における一連のアートディレクションが受賞した。
「KAMIZU」は、八百万の神などをモチーフとしたさまざまなキャラクターのアイテムやイベント展開などを通じて、日本文化が持つ精神性や価値、思想などを広く伝えていくアートプロジェクト。京都、神戸、東京を中心に、神社や老舗などとのコラボレーションを行っている。受賞においては、独特のデザインで1990年代から後進デザイナーに多くの影響を与えてきた北川の、常識を覆すディレクションと突出した造形力が高く評価された。
一方、「JAGDA新人賞」は、新人賞対象者139名のなかから、岡﨑真理子・坂本俊太・山口崇多(やまぐち・あがた)の3名に決定。展覧会では、三者三様のバラエティに富んだ世界を紹介する。
2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展
- 会期
- 2024年7月22日(月)~8月24日(土)11:00~19:00
- 休館日
- 日曜・祝日
- 入館料
- 無料
- 関連イベント
- 会期中、受賞者とゲストによるトークイベントを開催予定。
※最新情報はギャラリーおよびJAGDAのwebサイトを確認。 - 会場
- ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル) - 詳細
- https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/jp/00000833
東京ミッドタウン・デザインハブ第109回企画展
日本のグラフィックデザイン2024
- 会期
- 2024年7月1日(月)~8月25日(日)
11:00~19:00 会期中無休 - 内容
- 年鑑「Graphic Design in Japan 2024」の掲載作品のなかから約300点を実物と映像で展示。
- 入館料
- 無料
- 会場
- 東京ミッドタウン・デザインハブ
(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F) - 詳細
- https://www.designhub.jp/exhibitions/gdj2024