愛媛発の知育雑貨ブランド「フォルネ」
サステナブルプロジェクト「FÖR project」始動

グラフィックデザイナー 伊場麻世がディレクションを手がける愛媛発の知育雑貨ブランド「FÖRNE(フォルネ)」は、ローンチから5周年を迎えたのを機に、サステナブルプロジェクト「FÖR project(フォー・プロジェクト)」を始動する。

フォルネは、「いつも、特別」をコンセプトに、大人と子どもの暮らしに寄り添うオリジナルのプロダクトを販売している。「FÖRNE」は「FOR ONE」をアレンジした造語であり、そこには「どこかの誰かひとりのために、ここにしかないひとつを」という意味が込められている。

今回の「FÖR project」では、環境問題や社会問題に対する関心が高まるなか、子どものためのものづくりブランドの視点から、「FÖR Ocean」「FÖR Forest」「FÖR Children」「FÖR Earth」の4つのカテゴリーでプロジェクトを実施。子育て世代に向けて、持続可能な社会を目指すためのきっかけや行動の機会を提供する。

「FÖR Ocean」では、未来に美しい海を残すためのビーチクリーン活動を展開。さらに、フォルネの紙製アイテムやパンフレットに、適切に管理された森で伐採した樹木を原料とする紙を積極的に使用する「FÖR Forest」や、アイテム製造で生じる紙や資材などの余剰を、お絵かきや行事の飾りつけなどのために、愛媛県内の児童施設に無償で提供する「FÖR Children」を行っている。

また、「FÖR Earth」として、無駄な在庫をもたないことで、資材の仕入れや商品の廃棄を可能な限り減らし、輸送にかかるCO2排出量を抑制。公式オンラインショップ「Shop Pay」決済では、マングローブ林の再生活動をサポートを通じて商品配送時に生じる環境負荷を相殺している。

「FÖR Ocean」美しい海を未来につなぐ「ビーチクリーン」。

「FÖR Forest」「Shop Pay」決済でマングローブ林再生活動に貢献。

「FÖR Children」児童施設へ紙類を寄付。

「FÖR Earth」余剰在庫を生まない国内少量生産。

伊場は、「子どもたちが大人になったとき地球はどうなっているのか、不安に感じることがあるのではないでしょうか。世界が、地球が少しでも良い方向になっていてほしい。子どもたちが困ることがないように、変わらず笑顔でいられるように」と、プロジェクトへの思いを語っている。End

フォルネ ディレクター 伊場麻世