中川政七商店がお盆の新しい形を提案する
「盆飾り 精霊馬セット」を発売

中川政七商店は、お盆に飾る「盆飾り 精霊馬セット」の先行販売を2024年6月12日(水)よりオンラインショップにて開始。7月3日(水)からは、中川政七商店の直営店にて数量限定で販売する。

先祖を迎えて供養する夏の風習・お盆は、故人を偲ぶ大切な時間であるが、現代の住環境では本格的な準備が難しく、家庭でお盆の飾りつけを見かけることは少なくなっている。そこで中川政七商店は、現代の住宅のささやかなスペースでもインテリアとして飾れる「お盆飾り」を新たに開発した。

今回は、先祖がこの世とあの世を行き来する乗り物であり、迎えるときの足の速い馬「精霊馬(しょうりょううま)」、送り出すときにゆっくり帰ってもうための「歩く牛」、さらには先祖の道しるべとして迎え火・送り火で燃やす麻のおがらに着想を得た「ホオズキ」のセットを展開する。

「精霊馬」を手がけたのは、青森県八戸市で木彫りの馬などの郷土玩具を製造する「八幡馬(やわたうま)」。素材には、仏壇彫刻にも使われるやさしい印象のシナの木を使い、和洋を問わずさまざまな部屋になじむあたたかみのある精霊馬をつくり上げた。また、麻を使用したホオズキは、従来の火の代わりとして安心して飾ることができる。End