東京・清澄白河のギャラリー「stoop」「topso」
ポップアップを渋谷パルコで開催

東京・清澄白河のギャラリー「stoop(ストゥープ)」と「topso(トプソ)」は、合同ポップアップギャラリー「SILVER or BLACK and WHITE」を渋谷パルコにて2024年6月27日(木)から 7月15日(月・祝)までオープン。日本のインテリアにも取り入れやすい「シルバー・黒・白」のみに限定してセレクトした、アールデコ、ミッドセンチュリー、ポストモダン、アヴァンギャルド、コンテンポラリーなど、国や年代、スタイルを問わず、両ギャラリーが独自の視点でコレクションした家具やアートの数々を展示・販売する。

伊東豊雄とDriade社のコラボレーションによる「SUKI」チェア(1987)。

フィリップ・スタルクによってデザインされた「Wendy Wright」サイドチェア(1986)。

フィリップ・スタルクによってデザインされた「J. Série Lang」アームチェア(1987)。

ラインナップは、フィリップ・スタルク、チャールズ・レニー・マッキントッシュ、ミース・ファン・デル・ローエなどの貴重なヴィンテージピースのほか、建築家 伊東豊雄とイタリアのピアチェンツァの家具ブランド ドリアデのコラボレーションによる「SUKI」チェア、イタリアの建築家・工業デザイナー エットレ・ソットサスが同国の陶器ブランド ビトッシと手がけたセラミックピースを用意する。

エットレ・ソットサスとBITOSSI社のコラボレーションによるセラミックピース(1955-)。

デンマークのデザインユニット Gitte Nothlev & Uffe Nørtoftによってデザインされた「Reflect」チェア(2003)。

パウロ・メンデス・ダ・ローシャによるパウリスターノアームチェアのメッシュモデル(1957/2010)。

さらに、イタリアモダンデザインの父 ジオ・ポンティによるフォンタナアルテの「Bilia」ランプやタトの復刻照明、ブラジルの建築家 パウロ・メンデス・ダ・ローシャによるアームチェア「Paulistano」のメッシュモデルなど、日本ではあまり目にする機会のないプロダクトにも出会える。

私たちがモノクロの写真に向き合うとき、その陰影によって光の存在や表面の豊かさ、ポージングの妙に驚くことがある。そこで「シルバー・黒・白」のみに色数を絞ることで、プロダクトのフォルムや陰影を際立たせることをねらっている。また、デザイナーや建築家の意図、さらには制作当時のトレンドやムーブメントに思いを馳せることで、新たな鑑賞体験ができる絶好の機会となるだろう。End

stoop & topso POP UP Gallery「SILVER or BLACK and WHITE」

会期
2024年6月27日(木)~7月15日(月・祝)
オープン
11:00~21:00
会場
渋谷パルコ 3F POPUP SPACE(東京都渋谷区宇田川町15−1)
詳細
https://stoop.jp/silver-or-black-and-white