Norm Architectsと京都の老舗提灯メーカーによる
アンビエンテックのミニマルな照明「N-TL01」

ポータブル照明ブランド Ambientec(アンビエンテック)は、コペンハーゲンで開催されたデザインイベント「3daysofdesign」に初出展し、同国のデザインスタジオ Norm Architects(ノーム・アーキテクツ)がデザインを手がけた新作テーブルランプ「N-TL01」を発表した。

2008年の設立以来、「ソフト・ミニマリズム」と呼ばれるデザイン哲学に基づいて、工業デザインや住宅建築、商業インテリアなどの多岐にわたる分野で活動を続けてきたノーム・アーキテクツ。今回は、周りの環境を引き立て、温かく心地よい雰囲気を醸し出すテーブルランプをつくり上げた。

最大の特徴であるシェードには、100年以上の歴史をもつ京都の提灯メーカー 小嶋商店の和紙を使用。京都発祥の伝統的な技法「京・地張り」でつくられた、耐久性と繊細さを兼ね備えた構造となっている。

このシェードに、金属製のシャフトをソフトレザーで包んだミニマルなベースと、木製家具メーカー カリモク家具のライフスタイルブランド「Karimoku Case」と共同でつくった繊細な木製のベースリングを組み合わせることで、柔らかで心地よい表情が生まれた。日本の優れた職人技を身近に感じることができるテーブルランプである。End