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2024.06.14 13:00
2013年に設立されたモビールブランド「tempo」から、花や植物を飾るように楽しむ、草木染めのアルミパーツを用いたモビールシリーズ「Botanical colored mobiles」が登場。植物などの染色実験を行うアルミパーツの加工工場と共同で、植物から色素を抽出した植物染料でアルミを染めたモビールを開発した。
染色に使用したのは、あかね・やまもも・くちなしの3種類の植物染料。合成染料による染色とは違い、色素の大きさや色が均一でないため労力はかかるが、植物を使うことで環境や人への影響が少ないのが特徴である。
ラインナップは、デザインオフィス DRILL DESIGNが手がけた「sail away(セイル アウェイ)」と、スイス出身のグラフィックデザイナー リザ・ベルナスコーニ(Lisa Bernasconi)がデザインした「perfect instance(パーフェクトインスタンス)」の2種類で、それぞれ草木染めバージョンを用意。風や重力などにより不規則に揺れ、飾るだけで空間に動きを与えてくれるモビールは、暖かみのある植物の色合いが空間に華やかさを与えてくれるだろう。