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2024.06.13 19:27
「海と人とを学びでつなぐ」をテーマに、次世代の教育をデザインする一般社団法人 3710Lab(みなとラボ)は、書籍「OCEAN BLINDNESS 海洋環境デザインの未来」を2024年6月1日(土)に発売した。
「Ocean Blindness(オーシャン・ブラインドネス)」とは、海と自分たちの暮らしとのつながりについて想像力が失われている状態を指す言葉。それは、海への無関心や無知であり、海がもつ可能性について私たちがまだ知っていないということでもある。さまざまな海洋問題を解決するためには「Ocean Blindness」の状況を深く理解する必要がある。
みなとラボは、海と人との望ましい共生をかたちづくることを「海洋環境デザイン」と定義し、人間と自然・海洋環境との望ましい関係の構築を目指す「海洋環境デザインプロジェクト」を日本財団とともに展開。同書では「Ocean Blindness」に向き合い、海との共生をかたちづくるための海洋環境デザインの事例を紹介する。
具体的には、深澤直人(プロダクトデザイナー)、本多沙映(デザイナー/アーティスト)、we+(コンテンポラリーデザインスタジオ)、ドットアーキテクツ(建築事務所)、コンタクト・ゴンゾ(パフォーマンス集団)、倉本 仁(プロダクトデザイナー)、津田 直(写真家)らが行ったワークショップのレポートや、世界各地の海洋環境に貢献する建築やプロダクトを取り上げる。
全ページを日英対訳で構成。デザインを学ぶ人だけでなく、海洋環境に関心をもち、持続可能な未来を築くことを目指す人には指針となる一冊だ。
OCEAN BLINDNESS 海洋環境デザインの未来
- 発売日
- 2024年6月1日(土)
- サイズ
- A4変形(W210mm×H286mm) 144ページ・日英対訳付
- 本体価格
- 4,400円(税込)
- 発行
- みなとラボ出版
- 助成
- 日本財団
- 詳細
- https://www.amazon.co.jp/dp/4991300126