京都の老舗和菓子店「鶴屋吉信」
紙袋・包装紙をリニューアル

創業1803年の京都・西陣の和菓子店「鶴屋吉信(つるやよしのぶ)」は、2024年6月1日(土)より、本店および百貨店の店頭で使用する紙袋と包装紙のデザインをリニューアルした。

京都本店入口の紺色暖簾

紙袋(1号~6号サイズ)の新デザインは、爽やかな白色をベースに、本店や直営店に掲げてきた「暖簾(のれん)」の紺色を使用。鶴屋吉信の会社ロゴマーク「鶴丸」を中央に大きく配し、暖簾のスリットを抽象的なデザインであしらった。紺色は創業より220余年守り続けてきた「伝統」を、白色はつねに新しい挑戦を惜しまない「革新」を象徴しており、京菓子文化を広く後世へ伝えていきたいというブランドコンセプトを表現している。

紙袋(手さげ袋)新デザイン 6号・4号・2号

本店・公式オンラインショップ限定デザイン(4号サイズのみ)

本店および公式オンラインショップでは、限定デザインの紙袋も提供する。暖簾の紺色をベースに、白色で「鶴丸」と暖簾のスリットをあしらった。西陣の本店での買い物の雰囲気をより引き立てる、きりっと引き締まった印象が特徴だ。

包装紙 新デザイン

暖簾の紺色をあらわすお詰合せ箱とともに

京都本店1階 杉戸絵

また、包装紙は、やわらかな印象の自然な白色をベースに、日本画家の上村淳之(うえむら・あつし)作の「丹頂鶴」をアレンジしたデザインを採用。同作品は、京都本店1階にある大きな杉戸絵で、1992年の社屋竣工を記念して描かれた。屋号をあらわす丹頂鶴の仲睦まじい群れは、同社の伝統を大切に守る志や、安心と信頼のお菓子づくりへの想いを表現している。End