ガラス作家 山野アンダーソン陽子と英ジャムメーカー
リリー・オブライエンらによるコラボイベント「JAM IN GLASS」

ギャラリーやカフェなどを展開するオルタナティヴスペース「などや 代々木上原」および「などや 島津山」にて、ガラス作品とジャムをテーマにした展示・販売イベントを2024年6月27日(木)より開催する。

同イベントに参加するのは、スウェーデン・ストックホルムを拠点とするガラス作家 山野アンダーソン陽子と、ロンドンのジャムブランド「London Borough of Jam(ロンドン・ボロー・オブ・ジャム)」を手がけるリリー・オブライエン(Lillie O’Brien)、「などや」創設者で建築家の岡村俊輔の3名。

山野は、吹きガラス特有の揺らぎや厚み、ガラスの自然なフォルムを活かした、口当たりや手触り、重さや透明感のある作品を制作。オブライエンは、ペクチンなどの添加物を一切使わず、旬のフルーツとスパイスやハーブの意外な組み合わせで、独特のフレーバーのジャムを製造している。

三者の共通点は、長く使うことやヒューマンスケール、循環性にある。山野は「もし割れてしまっても素材として再利用できるように」という想いから透明なガラスを使用することが多い。オブライエンのショップの内装は廃棄されたものや不用品などを再利用し、岡村も古い家屋をDIYで蘇らせてさまざまな文化を発信している。

などや 代々木上原では「JAM IN GLASS Shop」と題して、山野が同イベントのために制作した蓋付きのガラス作品に、オブライエンが期間中に日本の季節の素材でつくる特別なジャムを詰めて販売する。6月29日には、オブライエンによるジャムづくりのデモンストレーションイベントも予定している。

などや 島津山では、イベント「JAM IN GLASS Scene」を開催。同スペースを訪れた際のインスピレーションから山野が書き下ろした短編小説と制作したガラス作品を、などや 島津山の空間にあわせて岡村がアレンジし表現する。ガラス作品の販売をはじめ、お茶会や朝食会といった特別イベントも行われる。End

JAM IN GLASS Shop

会期
2024年6月27日(木)~7月3日(水)
12:00~19:00(最終日 ~17:00)
会場
などや 代々木上原(東京都渋谷区西原3-19-3)

JAM IN GLASS Scene

会期
2024年6月27日(木)~6月30日(日)
12:00~19:00(6月28日は13:00~17:00)
会場
などや 島津山(東京都品川区東五反田3-7-15)
詳細
https://www.instagram.com/jam.in.glass/