建築家 リカルド・トッサーニが設計した
北海道ニセコのヴィラ「UMITO NISEKO CORNICHE HIRAFU」

北海道ニセコの中心街ヒラフ地区に、東京を拠点とする建築家 リカルド・トッサーニが設計したラグジュアリーヴィラ「UMITO NISEKO CORNICHE HIRAFU」が登場。海とともに過ごす別邸「UMITO」シリーズとして初めて雪国に建てられた、羊蹄山と白樺林の美しい景色を望むヴィラである。

トッサーニが長年温めつづけたヴィラの構想を実現した「UMITO NISEKO CORNICHE HIRAFU」は、渓流の上流にある森林に覆われた緩やかな崖の上に位置する。大きなガラス窓の外観が特徴的なヴィラは、太陽光をふんだんに取り込みながらも、目の前に広がる森によりプライバシーも確保できる。

さらに、良質な泉質の温泉と地下水を完備しており、温水式のセントラルヒーティングや、窓から室内に侵入する冷たい空気(コールドドラフト)を輻射熱で防ぐ技術の導入など、CO2排出量の削減にも配慮しつつ、ニセコの厳しい冬にも耐えうる設計とした。

同ヴィラは5棟で構成され、今回は「Villa2」と「Villa3」が販売される。延床面積約670㎡、地下1階・地上3階建てで緩やかな崖に突き出たデザインの「Villa2」には、自然と一体化した露天風呂を用意。空中に浮くような3面ガラス張りのリビングでは、180度遮るもののないダイナミックなビューを楽しめる。

Villa2

一方、「Villa3」は、「Villa2」と同じく地下1階・地上3階建てで一回り小さい延床面積約584㎡。屋上にある森に隣接した露天風呂から羊蹄山とニセコヒラフの広大な自然のパノラマビューを堪能でき、夏には大きなテラスでBBQも行える。

Villa3

トッサーニはこのプロジェクトについて、「建築と自然環境は正反対の存在だと思われがちですが、それはまったく違います。建築は、自然環境や土地に根付く文化・歴史の上に成り立つものです。環境や文化と切り離されるものではなく、それらを建築に取り込み、さらにその特徴をより魅力的に進化させるものであるべきです」と語っている。End

リカルド・トッサーニ