ものづくりプロジェクト「Material Learning Farm」
石・アクリル・木を組み合わせた作品を展示

名古屋を拠点に活動する建築家の桂川 大(STUDIO大 主宰)と、岐阜を拠点とするデザイナーの冨田太基(FOLT 主宰)によるものづくりプロジェクト「Material Learning Farm」が、2024年5月31日(金)から6月2日(日)まで岐阜ビルでエキシビションを開催する。

技術の効率化や分業・外注による発注者/受注者の関係の変化などにより、ものをつくる環境は大きく変わりつつある。そんななか、同展では石材・アクリル・木材という異なる3つの素材を扱いながら、時間をかけて「なにかをつくる」ことのあり方を探求。これらの素材を扱う企業とともに試行錯誤を重ねた作品を紹介する。

同展に参加するのは、建築用石材を扱う安藤大理石(東京都品川区、創業は大垣市)、木工の内装什器を製造する藤工芸(大野町)、プラスチック加工業者のプロスパー(羽島市)という岐阜県西部の3社。これらの企業と人的資源や技術のネットワークを構築し、物的資源に限りがある日本での持続的なプロダクトづくりを考える。

3つのマテリアルごとの特性や適切な加工方法を理解し、それらの組み合わせることで、寸法や納まりに関する表現の幅は広がる。その一方で、素材同士のアセンブルがうまくいかない場合もある。企業とデザイナーが有する技術・制作の知恵を活かしながら、加工・組み立てで得た経験を共有し、フィードバックを繰り返しながら制作した作品を楽しむことができる。End

Material Learning Farm Exhibition

会期
2024年5月31日(金)~6月2日(日)
時間
10:00~18:00 (最終日は16:00まで)
鑑賞料
無料
会場
岐阜ビル(岐阜県岐阜市若宮町6-2)
詳細
https://www.instagram.com/p/C6xNnLzPdrz/?img_index=1