都市の空き地で「森」を育てる
シェアフォレストサービス「Comoris」

都市に存在する空き地や遊休地を活用して「アーバンフォレスト(街中の森)」を育てる、シェアフォレストサービス「Comoris(コモリス)」が2024年4月に東京・代々木上原にてスタートした。本格的なサービス提供に向けたコンセプトモデルを今年の8月末までオープンする。

Comorisは、都市のなかに小さな森をつくり、その場所にできた自然をシェアしながらメンテナンスを継続し、さまざまなアクティビティを楽しむメンバーシップ制のサービス。遠方のキャンプ場や別荘に出かけなくても、サテライトガーデンのように近場で気軽に自然とふれあい、自由に木々や草花を育てるといった、都市の新たなライフスタイルを提供する。

シェアフォレストの運営は、NFTによるメンバーシップ制で行われる。場の育成だけでなく、野草を使った食のイベントや森での実地研修など、メンバーや周辺住民はさまざまな学びのプログラムに参加する。

5月からは、代々木上原のComorisを一般公開する「森のオープニングレセプション」が開催。Comorisが取り組むアーバンフォレストの活動や、NFTを活用したメンバーシップの説明が行われる。

また、「アーバンフォレスト」の取り組みだけでなく、市民や企業、研究機関、行政などの多様なプレイヤーとの共創を通じて、実践的にイノベーションを創出する「グリーンリビングラボ」としても活動。今後はさまざまな共創パートナーを迎えて研究開発やコラボレーションイベントも行っていく。End

Comoris「森のオープニングレセプション」

開催場所
Comoris代々木上原(東京都渋谷区元代々木町8-2)
開催日時
2024年5月31日(金)、6月1日(土)、6月7日(金)、6月8日(土)の4日間
①13:00~ ②14:00〜 ③16:00〜 の3部制
※無料。申し込み不要。
※雨天中止(公式Instagramにて事前告知)
詳細
https://www.instagram.com/comoris_tokyo/

コモリス Green Living Lab「都市の森」をひらく探求講座
#1 アーバンフォレストの可能性を探る
– 生き物と共につくるグリーンインフラの潮流と実践 –

日時
2024年6月22日(土) 13:00~16:00
ゲスト
森田敦郎(大阪大学、人間科学研究科教授/Ethnography Lab, Osaka 代表)
仁井谷健(株式会社日建設計、Q0 inc.)
岡部真久(クロマツプロジェクト 代表)
申し込み
https://comoris-green-living-lab1.peatix.com/