スイスアルプスの山岳リゾート地に
「フェンディ プライベート レジデンス」がオープン

ローマのラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)とスイスの不動産開発会社 シュタイガー&カンパニー/サザビーズ インターナショナル リアルティは、スイスアルプスの山岳リゾート地 クラン・モンタナに「フェンディ プライベート レジデンス」を2024年4月に公開した。

このレジデンスは、100年の歴史を誇るアルピナ&サボイホテル(Alpina & Savoy Hotel)の敷地内に誕生。ローマにある高級ホテル「フェンディ プライベート スイーツ(Fendi Private Suites)」を手がけたマルコ・コスタンツィ・アーキテクツ(Marco Costanzi Architects)らのコラボレーションによって実現。自然との調和を図り、地元の歴史を称えつつ、これまでにないワールドクラスの居住体験をゲストに提供する。

イタリアの石材 ヴァルマレンコを用いた石造り構造には、エレガントな幾何学的ラインが滑らかに彫り込まれている。これは、フェンディのデザイナーを務めたカール・ラガーフェルドによる「アストゥッチョ(Astuccio)」のリバーシブルファーケープにちなんだもの。

さらに、温かみのあるオーク材のフローリング、照明デザイナー マリオ・ナンニによる照明インスタレーション、「フェンディ カーサ」の家具、アート作品に至るまで、最高の快適さをもたらすためにあらゆる要素が入念に設計されている。

また、フルサービスのコンシェルジュやプライベートなダイニングサービスのほか、雪に覆われた山々を望むスパ、フィットネスルーム、ヨガやウェルネスクラスのための多目的スペースなど、高品質のアメニティを居住者に提供する。

そのほか、館内は全面断熱を施し、南向きのファサードには色が変化するエレクトロクロミックガラスを採用。ソーラールーフで共用スペースと電気自動車の電力をまかない、雨水回収池の水を敷地内の庭園に供給するなど、サステナビリティに配慮しながら最高のエネルギー性能と最適な快適性を実現する。End