世界的な建築家やクリエイターがデザインしたハイエンドな別荘を展開するNOT A HOTELは、2022年にオープンした栃木県大田原市の宿泊施設「NOT A HOTEL NASU」内にて、新棟となる「CAVE」を2024年5月1日（水）に開業した。

「MASTERPIECE」「THINK」に続く3棟目の「CAVE」は、建築家の谷尻 誠と吉田 愛が率いるSUPPOSE DESIGN OFFICEが建築デザインを、造園家でSOLSOの齊藤太一がランドスケープデザインを手がけた別荘である。総面積は573.05㎡、3つのベッドルームを備え、最大6名まで宿泊可能。那須地方の澄んだ空や牧場の緑とつながる建築をテーマに、自然と調和する多彩な設備を揃えているのが特徴だ。

牧場の広大な景色を目の前にして季節を感じながら入浴できる温泉から、ガラス張りのサウナ、洞窟のような暗がりのある水風呂、開放感のある幅8.4mのインフィニティプールに至るまで、宿泊者に静寂のひとときを提供する細やかな演出がなされている。

インフィニティプール

温泉

サウナ

水風呂

大人数でも過ごせるリビングダイニングは、天井高約2.6mの広々とした空間であるとともに、引き戸を開けることで静かな牧場の景色とシームレスにつながる。リビングダイニングからつづく2Fのテラスには、焚き火を囲むファイアプレイスが配置されている。

リビングダイニング

テラス

3室のベッドルームのうち傾斜した窓のあるベッドルームでは、満点の星空を眺めながら眠りにつき、朝日に照らされて心地よく目覚めるリラックスした時間が過ごせる。また、ペット専用のプールスペースやドッグランなども完備。

ベッドルーム

外壁や内壁には、手作業によるムラ感を活かした左官材「モールテックス」を使用。不均質さが周囲の景色と調和し、経年による色味の移り変わりも楽しむことができる。