武井祥平が率いるクリエイティブスタジオ「nomena」
展覧会「まだ意味のない機械 ― phenomenal #03」を開催

Photos by Masaki Ogawa

エンジニアの武井祥平が率いるクリエイティブスタジオ nomena(ノメナ)は、単独では初となる展覧会「まだ意味のない機械 ― phenomenal #03」を2024年4月26日(金)から5月26日(日)まで東京・浅草のnomena gallery Asakusaにて開催する。

2012年に設立し今年で12周年を迎えるnomenaは、エンジニアリングを主軸とするものづくり集団。企業やクリエイター向けのプロダクトのほか、2021年には石川将也(映像作家・グラフィックデザイナー)と共同でインスタレーション作品「四角が行く」を制作するなど、近年は独自の作品を発表する機会も増えている。今回の展覧会は2021年から2023年までnomenaが制作してきた作品を中心に構成し、新作も披露する。

そもそもnomenaという名称は、「phenomena(現象)」に由来する。その形容詞形である「phenomenal」は、「現象の/驚くべき、異常な、驚異的な/感覚・知覚に基づく」を意味する。この多義性がnomenaの活動に通底するところから、展覧会シリーズの名称とした。

また、同展のテーマである「まだ意味のない機械」とは、展示作品ひとつひとつを指すとともに、nomenaそのものを表している。技術と表現の領域を横断して制作を続けてきたnomenaの前例のないものづくりを楽しめる展覧会である。End

まだ意味のない機械― phenomenal #03

会期
2024年4月26日(金)~5月26日(日)
開館時間
11:00~20:00(最終入場は19:30)
休館日
火曜日、水曜日、木曜日
入場料
無料 ※事前予約制
会場
nomena gallery Asakusa
(東京都台東区浅草7-4-21 上菊ビル2F)
詳細
https://gallery.nomena.co.jp/exhibitions/phenomenal-03