左からモス、アンバー、オブシディアン

トラベルブランド「moln（モルン）」は、クリエイティブユニット KIGI／キギの渡邉良重がグラフィックデザインを手がけたスーツケースの第2弾を発表。2024年4月10日（水）から4月23日（火）まで、東京・伊勢丹新宿店で開催されるmolnのPOP UPストアにて先行発売する。

前回は、旅に出る人の個性を引き出し、旅に対するインスピレーションや創造性を高めるスーツケースとして、ラフに崩したモザイクで女性の横顔が描かれたテラコッタ、かすかに滲みがある手描きのラインの格子柄をもつストーン、蒸気船と列車の風景がノスタルジックな雰囲気を醸し出すチャコールの3種を発表した。

前回のコラボレーションアイテム

今回はこれらとはまったく印象の異なるパターン柄3種類を用意。旅を連想させる船や動物などの3色の柄が調和したモス、ホワイトのプリントで「swallowtail」の文字が描かれたアンバー、ブラック×グリーンにアクセントとなる一輪の薔薇をあしらったオブシディアンと、いずれも渡邉のユーモアが溢れるデザインに仕上がっている。

渡邉は、「スーツケースを初めて見たとき、プロダクトの形も色も柔らかなのに、とてもモダンな印象に惹きつけられました。スーツケースの色を活かし、あらゆる角度からさまざまなパターンを試しました。例えば、要素として可愛さも欲しいけれど、可愛すぎるともつ人が限定される。デザインはどれもちょうど良いと思われるバランスを探しました。パッケージデザインにも通じますが、立体物にグラフィックをのせる面白さを感じながら、デザインを進めていきました」とコメントを寄せている。