ソニーグループのデザインを担う同社クリエイティブセンターは、東京・銀座のSony Park Miniにて、ソニーデザインを紹介するプログラムシリーズ「Sony Design Gallery」を開催。その第１弾となる体験型展示「MEMORY OF TECHS」が 2024年4月13日（土）から4月24日（水）まで行われる。

クリエイティブセンターは、プロダクトだけでなく、エンターテインメントや金融、モビリティなどへと活動領域を広げ、ブランドやインターフェースを含めた多岐にわたるデザインを手がけている。「Sony Design Gallery」は、クリエイティビティの力でテクノロジーを翻訳するデザイナーたちの活動を通じて、日常に溶け込んでいるテクノロジーをさまざまな視点で呼び起こし、紹介することを目指している。

「グラフィックデザイン」をテーマとする今回の「MEMORY OF TECHS」は、これまでソニーのデザイナーが手がけてきた、52種類のテクノロジーのロゴを使った体験型展示。「ブルーレイディスク」や「ベータマックス」など、クリエイティブセンターによるテクノロジーロゴを「観る」「聴く」「つなぐ」「記録する」の4つの視点でピックアップしている。これらをモチーフにしたカードを使った「神経衰弱ゲーム（memory game）」も楽しむことができる。

ソニーのテクノロジーは今も昔も人々の生活を支えてきたが、そのほとんどは生活のなかに溶け込んでいるため、直接見ることはできない。同展では、ソニーのテクノロジーをロゴデザインとして象徴化。それらを通して、ソニーのテクノロジーや、テクノロジーからもたらされる体験を人々の記憶に残したいという想いが込められている。